オーストラリアで住宅購入 体験談

Australia houses photo

2025年現在、オーストラリア国内は住宅の価格が異常と思えるくらい上昇してきています。今から家を買える人たちなんて、うらやましいです。私達はコロナ以前に土地購入、そこに家を建てましたので、タイミング的はラッキーだったといえるかも。オーストラリアでの住宅購入については、どんな感じだったか聞かれることがあるので、私達の経験を振り返り、オーストラリアで家を購入するにあたって実際に行動を移す前の段階から考えた事などを記事にしてみようと思います。

住宅ローンや主な費用に関しての詳細は世間で沢山情報が出ていますし、当時とはだいぶ状況も違っていると思いますので、あまり含めないようにしますが、これから検討されている方は参考程度に読んでいただけると嬉しいです。

土地購入までにやった事。
  1. なぜオーストラリアで家を買おうと思ったのか。
  2. とりあえずモーゲージ・ブローカーに相談。
  3. ディスプレイ・ホーム見学 (モデルハウス)。
  4. 住む地域の考え方、選び方。
  5. 販売区画から土地を選ぶ。
  6. その後

1. なぜオーストラリアで家を買おうと思ったのか。

結論から言うと、子供が成長して小学校に入学してくる年齢に近づいてきたので・・・

  • 賃貸ではいつ追い出されるかわからない恐怖。
  • 地域の治安が不安。
  • 安心していい環境で暮らしたい。

となった訳です。これが一番はじめのきっかけでした。

オーストラリアで家を借りる場合、日本と違って借り手の立場はとても弱いという現実があります。オーストラリアで実際に賃貸に住んだことがある方はご存知かもしれませんが、突然家主の都合で出ていってほしいと言われる事は普通にあります。

借り主への事前通知日数は州により若干違いがあるようで、細かい事はここでは割愛しますが、30日~60日と思っていただいていいかと思います。

実際に私の友達は「家を売ることにしたから、5~6週間後には退去してくださいね」と言われていました。その時まだ子供が3歳だったのでそれほど大きな問題ではなかったのですが、これが小学校にでも通うお子さんがいたら色々と面倒なことになるのは想像がつくと思います。

そんな通知をオーナーから受け取ると、すぐに移り住む場所を決めないといけないし、退去までの間にHopme Openといって、その物件を購入したい人たちが昼間に見に来たりするので、大変です。部屋が散らかってようがお構いなしです(笑)。

そもそもなんで賃貸じゃなくて家を買うのか

オーストラリアは土地・住宅を購入するとその後は長期的にみて価値が上昇すると考えられます。資産価値が上昇するということ。人口も増加傾向にあり、国もまだまだ発展しそうなので、その傾向が強いと考えられます。賃貸だとリフォームしたいとか、ペットを飼いたいといった自由度もないし、契約終了で退去なんてことも言われかねないので、持ち家かなという考えもあります。

2つ目の治安についてです。この投稿を読んでいただいて、ある程度オーストラリアに住んだことのある方なら分かっていただけると思いますが、郊外の住宅地エリアでもちょっと場所が違っただけで随分治安レベルが違います。道路1本隔ててあっちはいいのに、こっちは良くないとか普通にあります。私達が賃貸で住んでいた場所はあまり子どもを育てるには適さないと感じていたので、子どもが小学校に入学するまでには最悪、賃貸でもいいから引っ越すつもりでした。

2. モーゲージ・ブローカーに聞いてみた。

ブローカーを選ぶ

夫婦であ~でもない、こ~でもないと話をしててもそこから何も前進しないので、次にするのはとにかくモーゲージ・ブローカーに相談してみるところからです。

ブローカーと聞くと「怪しい」なんて思いませんか? 私は無知でブローカーって何をするんだろう。お客さんからお金を抜き取る怪しい職業?なんてイメージでしたが。

オーストラリアで初めて住宅を購入するならモーゲージブローカーという方に相談することをおすすめします。何をしてもらえるかというと、沢山ある金融機関から購入者の置かれている状況を考慮して最適なローンプランを選んでくれる(最適な貸し手を選択してくれる)ということです。

自分で各金融機関に相談するなんてほぼ不可能だと思います。ブローカーを通して交渉してもらうと時間の短縮になり、複雑な書類の準備をほとんど代行してもらえ、自分たちで記入する必要がある箇所など、わかりやすく説明してもらえ、書類の提出がスムーズに進みます。

ブローカーにについて深堀ってみると、人によっては特定の金融機関しかオプションがなかったり(もちろんそういうことは表面上は分かりません)、ひどいブローカーは借り手の収入や資産を偽って金融機関へ書類提出をするような悪徳業者もいたようですが、ほとんどの場合は大丈夫だと思います。

私達は友達の紹介で2人、ネットで調べた方1人、それに加えて普段メインで取引している銀行の窓口にコンタクトを取ってみました。

結果、まずはお友達から紹介していただいた2人のうち1人は返信と対応が遅くて諦めました。

ネットで調べた某大手ブローカー会社の方は自宅にまで来てくれて初回のヒヤリングを行ってくれたのですが、どういう訳か、私達の様子やおおよそ検討している住宅規模と額を聞いてかなりがっかりした様子で「後日、資料や追加書類等のお知らせ詳細を送るよ」と言って帰ったまま、何の連絡も来なくなりました。そんなブローカーはこちらからフォローしてまで依頼しようと思いませんでしたので諦めました。ものすごく忙しいとはじめに言っていたので、割に合わない顧客は扱わないようにしているのだろうと思いました。もちろんサービスする側にも選ぶ権利はあると思いますし、そんな人ならこれからのお付き合いがやりにくいですから、結果的にはお互いのためにならないので、依頼しなくてよかったのだと思います。

オーストラリア4大銀行の1つ、そこのローン業務担当者もこちらが希望した時間、夕方遅くから訪問してくれ、丁寧にこれからの業務を説明していただきました。さすがメジャーバンクなので雑な感じはしませんでしたし、人としても信頼できるような感じでしたが、当たり前ですが自分の銀行の条件でローンを組む方向で進みます。後日適応されるであろう利率を聞いて諦めました。ネットで調べると明らかに他にも選択肢があると分かったのと、この後説明するもう1人のブローカーがとても良かったからです。

後日談

銀行のブローカーさん、とてもいい人でした。後から考えると初めて住宅を購入しローンを計画している私達に「まぁ、他のブローカーさんにも聞いてみたら?」という雰囲気をかもし出してましたね。私達の質問にも耳を傾け、何か隠す様子もなく色々丁寧に話をすることができました。あんな人なら銀行じゃなくて、独立してブローカーになればいいのにと思ったのでした。

そして最後の1人。友達から紹介をしてもらったブローカー。自宅訪問はなく、日時を決めてオフィスへ出向くというスタイルです。初回のインタビューで十分なくらい時間を取っていただき、先方からは丁寧な説明。こちらからの初歩的な質問に対しても丁寧に答えてもらえるという姿勢で、結局この方にお願いすることにしました。後で分かったのですが、この方は西オーストラリア州で何度かブローカー・オブ・ザ・イヤーを受賞している凄腕ブローカーだったのです。でも会った感じはまったくそんな雰囲気はなくて、気さくなおじさんって印象だったのです。
それに加えて事務所の人たちのチームワークも良く、夜遅くでも土曜日でも日曜日でも丁寧な返事がかえってきました。正直「仕事しすぎちゃう?」と思ったくらいでした。

モーゲージ・ブローカー選びのコツ

必ず複数のブローカーにコンタクを取り、相対比較したり、自分たちと相性のいい方を選ぶことをお勧めします。特にはじめて住宅を購入する方は初歩的な質問も多いと思いますが、そういった質問にも丁寧に答えてもらえるブローカーがお勧めです。

ちなみにブローカーは自分の住む近所の方である必要はありません。質の良いブローカーであれば他州の人でもまったく問題はないとおもいます。
ネットで調べると優秀なブローカーが業界で公表されているのを見ることもできます。もし近所に事務所があったりするようであれば、一度コンタクトしてみるといいと思います。

・丁寧なせつめい。
・メールでのやり取りのレスポンスがいい。
・留守でもチームがすぐに対応してくれる。
・契約後も定期的なフォローをしてくれる。

上記満たしていれば間違いないと思います。
ブローカーはこれから長い道のりを一緒に歩んでいくパートナーです。これに失敗すると後で時間とお金を追加で要する可能性もあります。慎重に検討することをおすすめします。

ブローカーと何を話す?

端的にいうと、これからお金を借りたい訳ですから、お金を借りることができるのか?から始まり、借りれるならいくら銀行から借りられる?と言う話です。

ブローカーとのコンサルティングで、どれくらの物件を購入したいという流れから入るのもありだと思いますが、ブローカーは借り手の財務状況を丁寧に調べるところから始まります。これは何をするかというと、借り手の普段の収入や毎月どれくらい生活費が掛かっているか、現在キャッシュや借金がどれくらいあるか、クレジットカードのリミットはいくらか、等々いろいろと細かくヒアリングをします。これを元に後日おおよその借入可能額を教えていただけます。

私達のブローカーさんは、私達が初めての住宅購入だったこともあり、色々と本当に親切に教えてもらえました。後日メールと一緒にエクセルのファイルが添付されていて、MAXで借りることのできる額と月々の返済がどれくらいになるかご連絡いただけました。

そのブローカーさんのチームはエクセル表に最大借り入れ額の9割くらいだと・・・8割なら、7割ならと比較をするようにとてもわかり易く表を作ってくれていました。これにより毎月の返済額がどう変化するのか、とてもわかり易く理解できました。これははとても親切で分かりやすくて良かったです。

実際のその表は、借入可能額、頭金を想定した場合(その割合も何パターンか記載が)、またFirst Home Buyerで補助金が出る金額なども分けて分かりやすく作られていました。最後に「購入を決めるときはMAXで借りるのを前提にしないようにね」と教えてもらいました。「8割くらいにしときなさい」と。

その後、何回かメールのやり取りにて借り手を決めて、銀行から正式にPre-Approval (仮承認書)を発行していただき、次のステップ、ハウス・ハンティングへと進んでいきました。あくまでも”仮”なので、正式なものではないですが、最終的にはPre-Approvalどおりでした。これで現実的な予算の範囲が明確になるので、購入する土地・家など決めやすくなります。

そしてブローカーさんはいろいろと業界のコネクションもありますので、家探しについて地域の特色やその地域の学校の評判なども含め、そのあと色々と相談にも乗ってくれて、知り合いの不動産屋さんまで紹介いただきました。

私達は他のブローカーを利用した事はないので比較はできませんが、とにかく安心感と信頼があって十分すぎるくらい対応いただいたと思います。この記事を読んでくださっている方のブローカー選びの参考になれば幸いです。

間違ってもMAX借りないことです

ここまで読んでいただいた方。ありがとうございます。
さて、この段階だと「いよいよホーム・ハンティングだ!」なんて気分はウキウキなのは想像できると思います。が、後でなぜ借入額の8割くらいにしておいた方がいいのか、わかる時がきます。この後記載しますが、家の基礎が出来上がり、実際にブリックが積み上げられ、だんだんと家らしくなっていく過程で並行してビルダーと内装や装備についてのコンサルティングが始まります。ここからがゾッとする話にもなったりしますが、そのオプションやらを選んでいるうちに数千ドルやひどいと数万ドルは予定した金額より増えます。いや、間違いなく増えるでしょう。
今思えば借入可能額の7割くらいでも良かったと思います。ここ最近のオーストラリアの物価高騰も考えると8割じゃ顔が真っ青でとんでもないことになるかもです。

3. ディスプレイ・ホーム見学。

家を購入しようと具体的に考え始めてからここまででもかなりの道のりです。特に初めて家を購入するなら尚さらですし、それも日本国じゃなくて、オーストラリアですから💦

さてこれは日本でもこちらオーストラリアでも一般的ですが、日本で言うモデル・ハウスがオーストラリアにもあります。こちらでは「ディスプレイ・ホーム」と言います。

私達の場合、はじめは中古物件の購入を考えていたのですが、調べている間に新築物件の方がだいぶ安く購入できるという事がわかり、中古はあきらめ、土地を購入して建てることに決めました。

新築だと今風なお家を建てるのにディスプレイ・ホームがとても参考になります。だいたい新興住宅地エリアではメジャーなビルダーたちが自慢げに看板を立てて一般公開しています。Perth近郊で「Display Home」と検索すると結構な数(地域)でディスプレイ・ホームがありますので、1箇所だけじゃなくて必ず複数箇所に見に行きます。同じビルダーでもまったく違う雰囲気の家になっていたりしますし、そもそも敷地面積で部屋数も違いますで、とても参考になります。

どれもとても洗練されていて、自分達がこんなおうちに住めるんだ~。なんて思っているととてもワクワクしますが、実際自分の家が建った後は「ん?ディスプレイ・ホームとはなんか違うな~」と思うのですが。
(なぜ??・・・理由はディスプレイ・ホームは内装もスタンダード仕様じゃく、だいぶオプションで見栄えがよくなっていたりします。家具からはじまり、部屋の壁紙なんかも装飾されてたりします。カーテンやブラインドもオプション品。キッチンや洗面台などもオプション仕様だったりしますので・・・😂)

私達が当時実際に行って撮ったディスプレイ・ホームの写真を何枚か載せてみます。いかがですか?日本の住宅との違いは言ったら切りがありませんが、ひと言うなら”大雑把”、でしょうか(笑)。日本と違いスペースを効率よく機能的に使うという感じではありません。「ド~ン!」って感じでスペースを使うんだなと思います。今はむしろこれに慣れてしまってますが。

ディスプレイ・ホームの歩き方

土地も広くて家も大きいディスプレイ・ホームを見ても予算オーバーになら意味なしです。デザインなんかは参考になりますが。2週連続で見学に行って、そろそろ現実的な予算の中で建てれそうな家を物色します。

どのディスプレイ・ホームへ行っても営業担当の方が簡単なカタログみたいなものを持ってて、土地の広さとそれにあった家の図面が記載されていて、価格も載っています。数十枚も見てるとだいたい自分たちが購入できそうな家の大きさが分かってきます。

そこには土地の価格が記載されていません。家の値段だけです。当然住む場所によって土地の値段が違うからですね。

1つ重要ポイント。それぞれどのディスプレイ・ホームに行っても営業さんがいますが、これから土地を決めて家を建てるにあたり、実際にデザインを決定して建て始めるまでは営業さんとのやり取りが基本となります。いい加減で人の話を聞かず、自分の意見ばかりを強引に押し付けてくるような営業さんは避けるべきです。こういう営業担当者が以外に多いんです。揉めると泥沼化したりしますから、ここはとても慎重に。

私達はビルダーよりも営業担当者との相性を重視しました。ビルダー選びも重要な部分ではあります。ローカルかナショナルか・・・など。その話はまた後ほど。

4. 住む地域の考え方、選び方。

ここは人それぞれ答えが違ってきます。私も過去に「今ってどの地域がおすすめ?」なんて質問される事が何度かありましたが、一言でお答えできないので・・・

  • 地域の治安
  • 子供の学校
  • 公共の交通機関
  • 買い物のしやすさ
  • 通勤
  • 特定の環境へのこだわり
  • 将来の資産価値上昇
  • 災害マップ
  • おまけ

高い買い物ですから住み始めて気に入らないから数ヶ月で別の場所に引っ越しともいかないですので、上記のような内容を全部考えてから決めます。人によっては他にもあるかもしれません。そしてそれぞれに優先度がありますので、考え方としてはレーダーチャートのような物をイメージしていただいて、自分たちで妥協できる所、できない所をじっくり考えていきます。
(レーダーチャートとは多角形で中心から外に向かって何段階か評価のあるアレ)

この作業はブローカーさんとのやり取りの後、銀行からPre-Approvalをもらってからディスプレイ・ホームの見学と平行して行う事ができると思います。ディスプレイ・ホームもあらゆる地域にありますので、その見学がてら訪れた地域の環境なども一緒に気にしておくと良いかと思います。

それぞれリストした上記の項目ですが、少しディープ・ダイブしてみます。

地域の治安
私達が地域の治安を確認する手段として、政府の統計データを参考にしました。例えば西オーストラリアであればこちらのリンクからその統計を確認する事ができます。サバーブの比較もできるので候補にある地域の比較もできそうです。注意が必要なのは人口が多い地域は犯罪の絶対数も増えますので、その点は注意が必要です。

自分の足でその地域に行ってみると見えてくるもの、感じるものがあります。家々の前庭がきれいに整えられている地域では賃貸より持ち家の方が多いと思いますし、そういった地域では治安もいい傾向にありますので注視してみるといいと思います。

Your Investment Property“でどんな人達がその地域に住んでいるのか。そこから傾向を推測してみる。
このサイトはびっくりするくらい情報が多岐に渡ります。郵便番号を入力するとそのサバーブの特徴を確認する事ができます。
住宅の平均価格から過去数年間の価格変動をグラフで見こともですきますが、ここでは治安確認ですので、どういう世帯の人たちが住んでいるのか。その傾向を見てみます。その地域の世帯年収、生まれや宗教まで出てきます。これを自分たちがどこまで参考にするかは人それぞれですが、とても参考になりますので一見の価値ありです。

子供の学校
お子様がいるご家庭ではこれから通うことになる学校の評判も気になるかと思います。成績優秀な学校に越したことはないのですが、私達のまわりでも家庭によって随分考え方が違います。傾向としてアジア系のご家庭では教育熱心な傾向にあると思います。また優秀な学校でなくてもあまりにも荒れた学校はどうかと思いますし。学校の評判等はこちら”myschool.com.au“で確認してみてください。NAPLANをベースにICSEAなど統計を確認することができます。今回は住宅購入がトピックですので、ここは掘り下げませんが、これから住もうとお考えの地域の学校がどの程度なのか一度は見るといいかと思います。私達は地域の治安と学校の性質には関係性があると思って見ていました。両方を調べながら考えるといいのではないでしょうか。

公共の交通機関
誰のための交通機関でしょうか。親が車通勤ならあまり電車・バス等、気にする必要はないですが、まだ車を運転しない子供の通学はどうでしょうか?バスならその路線など事前に確認してみてください。まだ送り迎えが必要なお子様であれば親の通勤経路と学校の位置関係等も検討してみる必要があるかもしれません。

買い物のしやすさ
すぐ家の側でなくてもいいと思いますが、ショッピングセンターが近くにあると生活が便利になるのは間違いなしです。超大型のショッピングモールである必要はないかもしれませんが、WoolworthsやColesなどそこそこ近場にあるととても便利です。

通勤
理想の地域で住宅購入をしても毎日通勤に現実的でない通勤時間を要するなら考え直した方がいいかもしれません。人それぞれ許容範囲があると思いますので、通勤時間を考慮するのは購入地域を選択する上で重要な事項になると思います。

特定の環境へのこだわり
私達のまわりで「どうしても海の近くに住みたい!」と言ってるお友達がいました。逆に私達にとってはそれほど重要なポイントではありませんでしたが。ここにこだわるのであれば逆に選択地域は絞られるのである意味場所はすんなり決められるかもしれません。街へ数分で行ける環境がいいとか、眺めのいい丘の上がいいとか、森の中がいいとか、何かそういった環境にこだわりがありますか?

将来の資産価値の上昇
オーストラリアの不動産は日本と違い歴史を振り返ると持ち家の方が金銭的メリットはあるという考え方です。何処で買ってもある程度は上昇するかもしれません。今はなくてもこれから街が整備されて道路や鉄道が開通するようにな地域であれば、10年後、20年後は発展して人口も増え、土地価格の上昇も可能性は大です。

私達が土地を購入する際、西オーストラリア州であれば政府のサイトで”Department of Planning“を参考にし、自分たちが住もうとしている地域にこれからどんな計画があるのかなど、確認してみました。

実際には自分たちが希望に上げた地域の名前にプラスしてCostructionやFuture PlanningなどでGoogle検索してみると以外にもすぐに計画のドキュメントなんかが見つかります。

余談ですが昨年友達から「あなたの地域、ここ数年の値上がり率がすごいよ!ラッキーだね~!」って言われたんですが、私達もある程度はそういう地域と予想して買っていました。検討していた当時は友達関係で今住んでる地域に誰も興味なんてなかったと思います。

災害マップ
最後にコレ、追加しました。と、言うのも今年のQLDのハリケーン Alfred のニュースを見てて何処に住むかってホントに重要だと感じたからです。私のQLDの友達は大丈夫でしたが、洪水で浸水している住宅も多くて復旧に時間もお金も掛かるし、場合によっては失って取り返せない物もあると思うからです。

パース近郊では洪水やハリケーンはあまり聞いたことがないですが、これから自分が住もうとしている地域がどういう災害に見舞われる可能性があるのか、その辺り、1度は確認しておいた方がいいと思います。

パース近郊に限って言えば夏場のブッシュファイヤーぐらいですが、よほどブッシュが近くなければ他に心配はないかと思っています。

おまけ
自分が住むのであれば、必ず何度かは足を運んでみてください。日中、夜、週末など。私たちも何度も確認しました。賃貸物件が多く若い人が多い環境では週末の夜はかなり賑やかになっている地域もあるかもしれません。

朝夕、犬を連れて散歩しりる人たちがいたり、女性も1人で散歩している人を多数見かけるようであれば治安がいいと考えることもできると思います。

公営住宅(Public Housing or Family Housing)が希望の地域にあるかどうかも確認してみるといいと思います。検索すると政府が低所得者用に住居提供をサポートしている場所もあります。まったくない地域もあります。実は住む地域を検討する上である意味とても重要だったりするかもしれません。現実として低所得者が住む地域と犯罪発生率は無関係と言えないのではないでしょうか。

これもおまけに記載します。聞いた話では駅近くに住む人達は低所得者層が多いとか。どうしても長距離を移動しないといけないけど、車を購入する資金がないという理由のようです。これは確認した訳ではありませんが、傾向としてどうなのでしょうか?

場所を決めるってほんとに大変でした

以上、住む場所を決めるのに考える事を書いてみましたが、どうでしょうか?

何を優先して考えるかによって、人それぞれ選ぶ地域は違ってくると思います。どうしても優先したい項目が複数あるとなかなか決められないのではないでしょうか。上げた項目はそれ単独でなく、他の要素とも絡んできます。結論を出すのは本当に難しいかもしれませんが、レーダーチャートなんかを作ってみて、よ~く考えてみるといいと思います。今優先したい事と、例えば10年後に優先していたい事は違うと思います。その辺りもよく考えてみてください。

ちなみにパース近郊はやっぱり海の近くが人気があるみたいですね。私たちの知り合いでも同じ時期に海の近くに住宅を購入した人たちがいます。やっぱりパースの綺麗な海、ビーチの側に住めるのって夢ですよね~。「でも海なんか行かないんだけどね」と言ってる友達もいましたけど。ま、それはそれでOKです。将来値は落ちないし、売りに出せば買い手はすぐに見つかりますからね。

5. 販売区画から土地を選ぶ。

ここまで随分時間が掛かりました。振り返ってみるとここまで随分考え悩んでたと思います。
住む地域・場所がおおよそ決まればその場所で販売されている土地を選ぶ段階になります。これは自分たちがどういう条件で探しているかと明確であれば、ここまでの苦労よりはかなり楽に進められます。私たちは結構即決できた記憶があります。

  • 通りの位置
  • 方角
  • 土地の高さ

通りの位置
これはメインの車がよく行き交う通りとか、そうでない通りとか。あるいは袋小路になっている通りとか。そういうことです。私達は車が良く行き交う通りは避けたかったので、1つ2つはそこから離れた通りの中を探していました。単に車の音など夜間や早朝に聞きたくなかったのと排気ガスから離れた場所がよかったというのが理由です。
不思議ですが、土地が多く販売されているのにメインの道路沿の土地が先に売れてたりします。ほんと人それぞれなんだと。

方角
私達はパース近郊に住んでいますが、冬の時期を除いては日差しが強くて夏の午後には家も温められ室内も暑くなってきます。なので私達は午後の日差しがリビング・ダイニングに入ってこないように、おおまかな家の図面をイメージしておいて土地の場所を決めました。まだ何も建てられていない土地で、携帯電話の方位磁石を使ってどの方角から太陽が昇り、沈むのか、そんな確認もしていました。お陰で午後から晩にかけて快適に住めています。
選んだ土地で家を建てたと想像してみてください。玄関はどちらの方角に面してますか?駐車場は?など。

土地の高さ
選んだ土地と周りの土地の高さに差はありますか?もし差があったら高い方を選んだ方がいいと思ってました。理由は逆に自分たちの方が高さが低い場合、場合によっては高い方の家から見下されることになるからです。また圧迫感も感じると思います。お隣どうしでそれほどUP/Donwのある並び方などあまりないと思いますが、土地を選ぶ際はそんなことも気にしてみてください。また近所に川や池などがあれば、そこからの高さはどれくらいでしょうか?これは災害マップに関連して浸水の可能性にも関係があると思います。


7. その後

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

この先まだまだ長~~い道のりが待っています。今回までは「自分たちとの戦い」でした。自分たちで理想の住む場所などを決めてきました。ここからは家をデザインして実際に建築していく工程になります。「ビルダーとの戦い」みたいなもんです(笑)。今だから笑ってられますが(笑えないか・・・) 家が無事に完成して住めるまでは眠れない日々が続きます。
冒頭に金銭的な面については深堀りしないと書きましたが、当初の計画と違う方向にすすんで行くなんてこともありましたし、トラブルもありました。機会があればまたそんな内容も投稿しようかなと思います。

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