バイリンガル教育 – 英語がここちよくなるころ

sunset beach cottesloe

我が家の長男は日本でいうところの小学校1年生。オーストラリアで生まれてから自宅では日本語での会話でしたが、外では英語という環境で育っています。そのため幼稚園からスタートし、学校で英語を覚えてくるという形で成長しています。

もちろん英語を第一言語とするローカルの子供たちと英語のレベルは違いますが、ここが生まれ育ってる場所ですから本人はこちらが心配するほどストレスは感じていないようです。親は傍で見ているだけですが、子供ってうらやましいですよね、言葉はそれほど通じ合っていなくても、すぐ仲良くなれるんですから。

近頃の英語の本読み

さて、バイリンガル教育については話題は尽きないのですが、今日は自宅での本読みについて。

こちらは人種も様々ですし、各々自宅ではどう教育しているのかよく把握していませんが、我が息子は寝る前の本読みがお気に入りで、何ヶ月も前から就寝前には本読みをする習慣になっています。とても嬉しいことですが、最近英語のレベルが上がってきて、読んでる親もなんとか頑張って発音してみるものの、意味不明の単語も多々出て来ます。おそらく本人も意味のわからない単語がたくさんあると思いますが、その都度聞いてこないので、こちらもそのまま流しています。

両親の気持ちとしては、本人が学校で先生やお友達と問題なくコミュニケーションを取れる事を願っていますし、そのために英語も上達してほしいと思っています。その一方で、日本語を忘れてほしくない(まだ日本語もしっかりと身に付いている訳でないですが)というのが本心なのです。

この時期は言葉の上達だけでなく、沢山の事を経験し学んで行く過程にあり、そのスピードも速いです。いろいろな事を沢山吸収してくれるのはとても嬉しく思いますが、この英語 vs 日本語になるとこのバランスを取るのが非常に難しく感じます。

本人が選んでくる本は最近英語の本ばかりです。楽しく選んでくるので、それを遮って「たまには日本語の本にしようか?」なんて言ってみたくなるのは我慢しています。英語も吸収過程にあるので、それを妨げるのは良くないと思っています。

皆さんはバイリンガル教育と聞くとどんな事を想像しますか? 日本に住んでの第二外国語教育。こちらは英語圏で生まれて成長している日本人の子供の日本語キープ力(親のエゴ?)によるバイリンガル教育。私たち両親も手探りで日々過ごしています。不安と期待が入り混じっている今日この頃です。

今日の写真

さて、今日の写真はCottesloeビーチの夕方に撮影した物です。ここは西オーストラリアですからサンライズは地平線から、サンセットはインド洋に沈みます。どうしてか、日本で見る夕焼けは赤かったような記憶がありますが、こちらはオレンジ色っぽくなるのです。パース周辺は夏はとても乾燥していて気温が上昇してもそれほど暑さを感じる事はありません。夏の夕方にビーチをのんびりと散歩するのはとても清々しい気持ちになれます。

いつ見ても飽きないんですよね。この時は「GR Digital 4」をポケットに忍ばせて散歩。ゴールデンレトリーバーを連れたご夫婦がビーチを散歩していました。わんちゃんと旦那さんが夕日を眺めている風景がとてもすてきで、何枚か撮ったうちの1枚です。

「RICOH GR DIGITAL 4, ISO80, -0.3ev, f6.3, 1/143, ホワイトバランス自動, 絞り優先」

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