オーストラリアの小学校 – 多文化国家とバイリンガル教育

以前「note」に子育ての一部として書いていたので、振り返りながらこちらへ内容を移してみました。昨年からオーストラリアの地元小学校に入学した息子の事。

クラスメイトはお国のルーツが様々

長男のクラスは全員で25人くらい。お国のルーツが多国に渡り、ウチの子は日本。それに加えてフランス、イタリア、韓国、スペイン、ブラジル、インド、パキスタン、ニュージーランド、アフリカ(の何処かまだ詳しく知らない)と、おそらくご自宅ではそのルーツとなるお国の文化や習慣のなかで生活しているのだろうと思います。
ここまで書いて英語以外を話す人の割合を以前に記事で見たので、下のグラフを探しました。これは2021年のオーストラリアの統計で、英語以外の言語を家庭で話している人の数だそうです。

こういう事もあり、まだまだ1年生のクラスでは先生の言ってる事が理解できない児童も何人かいます。息子にかぎって言うともう2年目ですが、未だに先生の言ってる事は完全に理解していない様子です。帰宅してからたくさんお喋りしてくれるのですが、どうもつじつまが合っていない事も多く。後日学校へ行ってみると聞いてた内容と違ってたなんて事はしょっちゅうです。

英語が母国語でない(今のところ)子供の英語習得

息子に関しては、特に先生の言ってる事がわからないからと不安そうでもなく。毎日楽しそうに通学しています。もう少し詳しく状況を思い返してみると、1年生の間はやはり英語そのものに慣れないものの授業は興味深く、先生や友達の言ってる事も子供ならではの集中力(言語脳的な?)で自分なりに消化しているようです。とはいっても1年生ですし、外で遊んだり、お絵描きや工作なんかが多く、言葉は通じなくてもやってれば楽しいという感じだったと思います。

こうして1年過ごしていくうちに2年生になり、このタイミングでぐっと会話力が増してきました。担任の先生からも英語力の伸びに褒められていました。1年生のうちに自分の中に吸収した部分が2年生になって成果として現れてきたのだと思います。

1年生のころから今でも習慣になっているのは、学校では英語が母国語でない生徒には、担任の先生がその子のレベルに応じて簡単な英語の本を選んで持ち帰らせます。それを両親と一緒に読んでね。という宿題とまでは言わないですが、「英語上達のためにがんばってね」くらいの習慣です。気が向かない時は読む必要もありません。1年生の頃は読んで聞かせてあげてましたが、今では時々「僕が読む!」と言って発音もままならないですが、ご機嫌よく楽しんで読書しています。

ただこの段階でもまだ授業に100%ついて行ってない様子です。とまぁこんな状況で現在も過ごしている訳ですが。子供が理解していなくても特に学校から指摘される訳でもなく、心配している様子もまったくありません。むしろバイリンガル教育として自宅では母国語を話す事を周囲からも勧められるくらいです。「英語なんてそのうちすぐに覚えるよ。」という親御さんがほとんどです。

子供たちの英語の上達についてはまた時々こちらの子育・日記で書いていこうかと思います。これがまた女の子となると違いがでるのかな?なんて思っている今日このごろです。

撮影情報

Elizabeth Quay, Perth

GR III, ISO 100, ±0.0EV, f5.6, 1/1000」Powered by “Luminar NEO

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